高利貸しで好きなだけは借りれない!年収によって制限あり!

高利貸し、サラ金、消費者金融などの貸金業者では借りたいだけ借りることはできません。借入できる限度額が年収の3分の1までと決められているからです。例えば年収300万円の人は限度額が100万円になるので、貸金業者で200万円借入したくてもすることはできません。そしてこの限度額は1社あたりではなく、全ての借入の総額になっています。例えばすでにA社で50万円借入している場合、新規にB社で100万円の借入を申込みしても最大で50万円までしか借入することができないようになっています。貸金業者同士で信用情報を共有しているので、誰がどの会社からいついくら借入して、どんな返済状況かもわかります。なので新規に借入の申込みがあった人は他社からの借入がないかを調べてから限度額を決めます。

なぜそのように制限されているのかというと、バブルと言われる景気のとてもよかった時代に、高金利でも借金をたくさんしている人たちが大勢いました。バブルの時代にはいくら借入していても返せるあてがあったのかもしれませんが、バブルははじけてしまいました。バブルがはじけたあとに、たくさんの借金を抱えて困った多くの人たちが自己破産をしました。そういう事態になることを防ぐために貸しすぎを制限する法律ができたのです。しかしその法律は貸金業法というもので、貸金業者だけが対象になっています。銀行は銀行法という独自の法律で業務を行なっているので、銀行からの借入は限度額が年収の3分の1に制限されることはありません。たくさん借入したい人はまずは銀行に申し込むようにしましょう。

閉じる