知らないうちに借金が!保険証があれば貸金業者から借入できる

財布を何度も失くしてしまう人が身近にいたら、財布に入っていた金額よりも健康保険証が入っていたかを聞いてあげてください。財布を失くしたときは入っていた金額や、キャッシュカード等に意識がいくことが多いですが、保険証も大切なアイテムです。

身分証明するときに提出するもので一番最初に思いつくのが運転免許証だと思います。運転免許証は財布にいれるなどして携帯しやすいですし、顔写真もついていてすぐに身分を証明することができます。しかし免許証は全ての人が持っているわけではありません。万人向けの身分証明書が健康保険証になります。最近の保険証はカードタイプでこちらも財布に入れて携帯しやすくなっています。財布にいれておくと、具合の悪い時にすぐに病院にいけるのでとても便利になりました。しかし保険証一枚あればサラ金などの貸金業者から借金ができてしまうことをご存知ですか?財布を失くしたときに、保険証も失くしていたら、知らない人に身分証明に使用され、自分の知らないうちに借金が作られているかもしれません。

被害を防ぐために財布を紛失したらなるべく早く警察署に届けるようにしましょう。警察署に届出をしたら、保険証や免許証、さらにはカード類の発行元に連絡しましょう。保険証は健康保険組合や全国健康保険組合に連絡します。万が一身に覚えのない借金が発覚しても、返済する必要はありません。発覚したら知らない借金だからと放置せずに、すぐに警察署に相談に行きましょう。警察署への相談をスムーズにするためにも、紛失した際の速やかな届出は必要です。

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